マルギブ村と桃の花


もうすぐ5月になろうという時期だったが、暖かい陽射しとともに、桃の花がちょうど咲き始めていた。


乾燥した山の中で見る花は、日本で見るよりも一層美しく見える。


花の咲く木の下でなわとびをして遊んでいた少女。ひものような針金を縄のかわりにしていた。


ここはヤグノブ谷へ向かう途中にある、タジク人たちの暮らす最後の村、マルギブ。


ヤグノブ人たちの村を訪れることが旅の目的だったが、この村もまた日常の素朴な幸せを感じさせてくれる、素敵な村だった。


道端に座っておしゃべり、牛がゆっくりと列をなして歩き、水を汲み歩いたり、

元気いっぱいに外で遊ぶ子どもたち。


日用品店が1件ある以外に店は何もないが、のんびりするには最高の村。