ワハーンのパキスタンとアフガニスタンの国境沿いに位置する村。
朝の7時前に起きて、みんなで一緒に小学校に登校する、ワハーン人の子どもたち。
このような遥か辺境と呼ばれる世界でも、標高4000mを超えるでこぼこのあぜ道を、
子どもたちは毎日歩いて学校へと通っている。
「ぼくたちは なぜ、学校へ行くのか?」
日本にいると、それが何かぼやけてしまうことがある。
日本の子どもたちに聞いて、すぐに答えられる子どもはどのくらいいるのだろう。
しかし、その「こたえ」が何なのか、
この世界で過ごしていると、それをより身近なものとして感じさせてくれる。