September 4, 2017

パキスタン北西部辺境、アフガニスタン国境近く。

 

このカラーシュが住む谷には、ムスリムの人々も一緒に暮らしている。

(元はカラーシュで、結婚してムスリムに改宗した人もいる。)

 

むしろ、その人口の割合はカラーシュが3割強でムスリムが7割弱ということだから、

ムスリムの人々の方が圧倒的に多かった。影響力も強いだろう。

 

でも、仲がいい。

 

カラーシュも、ムスリムも、友達。

道端で出会えば、お互いに笑顔で握手を交わし、親しげに話をすることが普通だ。

実際に、ムスリムの人にも、たくさんカラーシュの村や民家を案内してもらった。

 

カラーシュのお祭りのときには、ムスリムの人々は一緒に踊ったりはできないが、

村までやってきてお祝いの気持ちとともに後ろから見守るそうだ。

 

「お互いにリスペクトしながら生活している。」

カラーシュの若い男性がそう話す。

 

小学校で、カラーシュとムスリムの子どもたちが仲良く勉強しているところを見ると、

宗教や民族の壁は乗り越えて共存していけるんだと、そう思わせてくれるような場所だった。

 

                    ー71ー

 

 

 

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