光の地に輝き続ける奇跡

September 21, 2017

アフガニスタンからパキスタンにまたがるヒンドゥークシ山脈一帯には、

カラーシュも含めて、大昔からイスラム教徒ではない民族がたくさん住んでいた。

 

周辺のイスラム教徒<ムスリム>たちは、彼らのことを、カフィール<異教徒>と呼び、

一帯をカフィリスタン<異教徒の地>と呼んでいた。

 

しかし、今から約100年前、

当時のアフガニスタン王国の王はそれを許さず、武力でイスラムに改宗させたという。

それにより、残念なことにアフガニスタン側にいたカラーシュたちは皆、

姿を消してしまった。。

 

そして、その一帯はアフガン王によってヌーリスタン<光の地>と改められた。

(アフガニスタン側にはヌーリスタン州がある。)

 

しかし一方、パキスタン側に住んでいたカラーシュたちは、

1969年まで独立した自治国家だったチトラール王国によって守られたことで、

改宗を免れていたのだった。

 

チトラール王国がパキスタンに編入されたあとも、パキスタン政府による保護のおかげで、

今もブンブレット・ルンブール・ビリールの3つの谷にカラーシュたちは生き残ることができた。

 

「光の地」の光とは、当時のアフガンにいたムスリムたちにとっての「光」という意味だ。

(異教徒はいなくなった)

そんな中で、今も彼らが存在し続けることは本当に奇跡であり、すごいことなんだと思う。

 

                     ー81ー

 

 

 

 

 

 

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