ダリヤブイ村へ

May 19, 2018

翌朝、また砂漠の砂で焼いたナンを食べて、すぐに出発することにした。

まだ先は長い。

 

車が砂にはまって動かなくなったり、

ケリヤ川の水が道をふさいでいるのを

乗り越えたりしながら3時間。

 

途中、また孤立した家に出会った。

こんな、周りに砂以外に何も無いようなところに、また人が住んでいる・・・。

 

少し立ち寄ってみることにした。

 

そこには二人の老夫婦が住んでいた。

子供と孫がいるが、

今日はダリヤブイに遊びに行っていないという。

胡陽の木々には枯れた葉がたくさんついている。

 

そして少し休憩させてもらったあと、

さらに車を走らせた。

 

ケリヤ川を横目にまた1時間。

 

少しずつ村へと近づいている。

 

気持ちも少しずつ高ぶり、もうそろそろ着くんじゃないか・・。

そう思い始めた時。

 

今までは、まばらに立っていた胡陽の木々が、だんだんと密集し始めた。

 

もう、近い。

 

そして、胡陽の木々の間をゆっくりとすり抜けていくと・・

 

ついにその先に、胡陽でできた大きな家々の集まった村が姿を現したのだった。

 

本当にこんな道すら無い隔絶された砂漠のはるか奥地に村があった。

 

人が住んでいる。

 

家がたくさんある。

 

ついに足を踏み入れた。

ここがダリヤブイ村・・・。

                    −101−

 

 

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