授業が始まる

July 15, 2018

少し遊んだ後、

「カンカンカン・・」

という金属を叩く音が鳴り響き、

子ども達は順に歩きながら教室へと入っていく。

 

教室の風景はというと、

しばらくおしゃべりを楽しむ子、

自習を始める子と様々だった。

 

しかし先生が廊下を歩く足音がすると、

みんな席に着き、

前を向いて急に静かになる。

 

ういうのは日本に少し似ていておもしろい。

 

いよいよ、授業が始まる。

子ども達の授業は、

おおよそ7割が漢語、

2割は算数、1割はウイグル語

といったような感じだった

 

英語の教科書もあったが、

英語を話せる先生はおらず、

授業がほとんど行われていないようだった。

 

 

午前中は漢語か算数の授業が多い。

進め方は、基本的に先生が前に立って喋る形だ。

漢語の発音練習や音読が主な内容だった。

 

先生から発問があれば、

私を当ててくれと言わんばかりにみな手を挙げる。

 

これも日本の低学年の子ども達と同じ。

 

前に立って黒板に書いて見せたり、

みんなで復唱して発表することもあった。

 

 

この村は、

周囲360度を砂漠に囲まれたケリヤ人の村。

ここで漢語を学ぶのは本当に至難の技だ。

 

 

実際、

4年目からケリヤの学校で寮生活を始めた時には、

初めからケリヤで育った子ども達と比べると

ダリヤブイの子ども達の漢語の学力は低く、

差が出てしまうという。

 

それに、

子ども達の大切な母語であるウイグル語を学ぶ時間も重要だ。

 

 

 

 

それにしても、子ども達は本当に毎日一生懸命勉強していた。

もちろん遊ぶのも大好きだが、勉強に対するやる気がすごい。

 

この先、間違いなくどんどん力が伸びていく子ども達だと思った。

                     ー106ー

 

 

 

 

 

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