ウイグル | 写真家 藤本貴志
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Daliyabuyi
​ダリヤブイ旧村
​消えゆく村の小学校と砂漠が育てた子どもたちの心
 新疆ウイグル自治区。そこは"死の世界"とさえ呼ばれる、荒涼とした大砂漠・タクラマカンの奥地にあるウイグル人の一派であるケリヤ人の村。
その歴史はおよそ500年とも言われている。最も近い小さな町からでも、車で7〜8時間。車が無ければ、砂漠の中を10日間かけて歩く。
昔から砂漠の住民を意味する、"ケリヤ"人と呼ばれてきた村の人々は、ケリヤ川の滸で羊や山羊の放牧をしながらその暮らしを続けてきた。
人口はかつて1000人を越えていたが、今はもう200人程度。そこで出会った、小さな小学校と58人の子ども達。
そして、この村は政策によって2018年の5月を境に、少しずつその姿を消していく。。
*現地情報から2018年11月から12月の間に村は移転しました。この伝統的な村はもうありません。
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