死の砂漠と呼ばれるタクラマカン砂漠の砂に覆われたこの村にもまた、小学校があった。
名前は、ダリヤブイ小学校。
信じられないくらい、ものすごいロケーションだ。
校長の許可を得て中に入ることができた。
子どもたちは2018年3月現在、58人。
日本でいう年長〜小学校3年生まで4学年の、
6歳から9歳までの子どもたちが学んでいる。
新学年は9月から始まる。
4年生からは、ケリヤにある中学校で、このダリヤブイと親元を離れて寮生活を送るので、ここにはいなかった。
中学校とはいっても、
ここでは小学4年生〜高校までの一貫校をまとめて中学校と呼んでいるので、基本的に子どもたちは10歳から18歳まで、9年間同じ学校で学ぶことになる。
この先、村人たちが本当に移住することになると、
村だけでなく、この小学校の姿を見られるのはこれで最後かもしれない。
それならば、このダリヤブイ小学校で過ごす子ども達の様子を写真に残したい。
そう思い、子ども達の1日を追うことにした。
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