イラン・イスラム共和国、シスタン・バロチスタン州。
バロチスタンでは、子どもたちが木に登って遊んでいるのを時々見かける。
その木の中には、まるで南国の島にあるココナッツのできるヤシの木のような木がある。しかし、実はそうではない。
これらは同じヤシ科ではあるが、パームツリーと呼ばれ、実を絞ってパーム油をとることができる木だ。
バロチスタンでは、パーム油を生産して売ることで、生計を立ててている人も多いようだ。
荒涼とした土地と山々が並んでいる中でたくさんのパームツリーが肩を並べて立っているこの光景は、バロチスタンのイメージを印象付けるものの一つとなった。
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