タクラマカン砂漠の真ん中で、子どもたちに分けてもらったおやつ。
ウイグル特産の干しぶどう、キャンディなど。
この村の周囲は360度数百キロにわたって死の砂漠に囲まれている。
歩けば、最寄りの町まで10日間かかる距離だ。
このような、食べ物も十分で無い世界で育った子どもたちが分けてくれたおやつ。
日本に帰ったら、いつでも買える。
ここでは手に入りにくいんだから自分で食べてくれ・・そう思った。
それでも、子どもたちはえんりょするな、食べろ食べろと言ってくれるので、もらうことにした。
おいしい。
ただのほしぶどうのはずだが、味は格別だ。
ある意味、この冷たい死の砂漠が
子どもたちの温かく優しい心を育てたのか。
このできことが、いつまでも忘れられない。
ラフマット ありがとう