ワハーンの村に暮らす少女。
パキスタン側にはおよそ300の家屋があり、
3200人ほどのワハーン人の人々が暮らしている。
この村に暮らす家族に、
「ワハーン人にとって最も大切なものは何だと思うか?」
と尋ねてみた。
少し相談した後、
それは、この「言葉」だと答えてくれた。
「言葉」は命。
「言葉」が生き続ける限り、それが消えることはない。
「ワズ ウィナン また会いましょう」
*ワハーン語はイランやアフガニスタン、タジキスタンなどで使われている、
ファルシ(ペルシャ語)言語に似ています。
写真家 藤本 貴志
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