新疆ウイグル自治区には世界で2番目に大きな砂漠、タクラマカン砂漠がある。
「タクラ・マカン」には、入ったら二度と出てこられない「死の世界」という意味がある。
そんな「死の世界」とも呼ぶ、砂漠の遥か奥地にたった1つの村があるらしい。
まずは南ウイグルのオアシス都市・ホータンに行き、
それから、北に広がる砂漠沿いをひたすら東へと走り、その村を目指した。
検問をいくらかくぐりぬけ、3〜4時間ほど車で行くと、「ケリヤ」という町がある。
この辺りには昔からケリヤ人と呼ばれるウイグル族の一派である人々が暮らしてきた。
”ケリヤ”という名前には「砂漠の入り口に住む者」というような意味があるそうだ。
このケリヤの街は砂漠に入る前にある最後の街になる。
そこで、このケリヤのバザールで買い物へ行くことにした。
バザールに入る前の検問を抜けた後、
遊びながら笑顔で声をかけてくれたケリヤ人の子ども達と出会った。
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