​　今までを思い返せば、アジア・シルクロード各国の辺境を旅する中で、たくさんの小さな学校を訪れてきました。その最たるものは新疆ウイグル自治区のタクラマカン砂漠にある小学校です。
　短い鉛筆と古びた教科書やノート。学校にたどり着くだけでも大変なところもありますが、どこへ行っても、子どもたちはそれぞれの与えられた環境の中で、精一杯学んでいました。
　そして休み時間は友だちと笑顔いっぱいで遊びます。
　その辺境で学ぶ子どもたちの姿は、私たちがなぜ学校へ行くのかということを、改めて考え、思い出させてくれるように感じます。​​​