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"Children of the Silk Road"
シルクロードの子どもたち
写真家 藤本 貴志
TAKASHI FUJIMOTO PHOTOGRAPHY
Yagnob Valley
ヤグノブ谷
タジキスタン北西部。ザラフシャン山脈南部の谷はヤグノブ谷と呼ばれている。
この谷の奥深くには、15前後の小さな村と、400人あまりのヤグノブ人と呼ばれる民族が自給自足の伝統的な暮らしを今も続けており、ソグド語由来のヤグノブ語という独自の言語を話す。彼らはかつてシルクロード東西交易で商人として活躍したソグド人の末裔だと言われている。
1970年ごろまでは、この谷には48もの村々に2万人以上の人々が暮らしていたそうだが、たくさんの人々がウズベキスタン国境近くの町ザファラバードに移住して今日に至る。政府が綿花栽培の人員確保のために移住を勧めたからだ。現在もこのヤグノブ谷、そしてザファラバードに多くのヤグノブ人たちが暮らしている。




















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