世界にはその国の中で少数派となる民族がたくさんおり、
それぞれが独自の言語や習慣を持つことが多い。
そのおもしろさに出会うことは、やはり旅の1つの醍醐味になる。
そういった意味ではパキスタンに暮らすカラーシュのおもしろさは群を抜く。
何度訪れても飽きないし、自然も豊かで非常に居心地のいいところだ。
元々アフガニスタンに暮らしていたが、
イスラムの迫害から逃れてきた人々の末裔でもある。
彼らには独自の言語があるのはもちろん、何と言っても
頭飾りのシュシュット、民族衣装のピルハンなどを常時身につけて歩く
カラーシュの子どもたちは、まさにおとぎ話の世界からそのまま出てきた妖精のようだ。
そして見た目だけではなく、人々はみなフレンドリーで温かい人々が多い。
夏に訪れれば、たくさんの果物を旅人に振舞ってくれるはずだ。
また、あの絵本の世界に飛び込んでみたい。
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